あなたが心を込めて作ったアイテム達、大切に使ってくれる誰かの手に届いたら良いと思いませんか?
実は、ハンドメイドアイテムが売れるコツがあるんです。
一昔前までは、素人が自分で作ったハンドメイドアイテムを売る手段といえば、露店のフリマイベントなどで売るなど、場所や時間が限られていました。
ですが、今はスマホで手軽にハンドメイドを売買できるアプリや販売サイトなどが登場しています。あなたはすでにそういったサイトを利用してアイテム販売を開始していますか?
それとも、これから始めようかと考えていてこの記事に目を通してくれているのでしょうか。どちらにしても、何かを売るということは簡単なことではなくコツが要ります。
ここでは、あなたが作ったハンドメイドアイテムが売れるようになるコツを5つの視点から考えてみましょう。
あなたのハンドメイドが売れるコツ!5つの視点
売れる販売サイト選び
現在、登録するだけで、ハンドメイドアイテムを販売できる主なサイトは以下のとおりです。
それぞれの使い勝手自体はそう違いはありません。違いは客層や手数料の違いです。販売サイトは次の2つのポイントを踏まえて選びましょう。
1.これから始める人?またはすでに中級上級者かで違う
これからアイテム販売を始めようと考えている方は、minne(ミンネ)がオススメ、というサイトも多いのですが、とりあえず売ってみたいという方はメルカリが良いかもしれません。
なぜなら、minne(ミンネ)はハンドメイド販売に特化したサイトでは老舗です。そして、昔からミンネで販売している作り手さんはアイテムの見せ方も非常にうまく、実際に販売されているアイテムはとてもハイレベルです。
その中で、ポッと出の新人さんは中々目立たず、実際に売れるまでは時間がかかるという体験談も多いのです。売れなければやる気のテンションも下がってしまいますよね。
ですから、まず、自分のアイテムを売ってみるということでは、気軽になんでも販売できるメルカリを利用して手応えを感じてみるというのも良いでしょう。
もちろん、「私は腰をすえてじっくりとりかかりたい」という方は、この記事をしっかり読んで、まずは自分に合いそうな販売サイトを1つ選んでみてください。初めから複数サイトに登録するというのはおススメしません。
なぜなら、実際やってみればすぐに分かることですが、複数サイトを管理するというのは大変だからです。
それでは、自分は販売経験もある中級上級者なのに中々売れていないという方はどうでしょう。それは利用している販売サイトと相性が良くないのかもしれません。もしくは、単に売れるコツを掴んでいないからかも。
この記事では売れるコツをお伝えしているので、最後まで目を通していただいてご自身に合う売り方や販売サイトを見つけていただければと思います。
2.誰に売りたいか?見込み客で変える
自分が誰に買ってもらいたいかも販売サイトを選ぶ基準です。
販売サイトの使い勝手にあまり違いはありませんが、実際に購入する客層や販売サイトの雰囲気には違いがあります。自分のアイテムを使ってもらいたいお客様が訪れるサイトを選ぶべきです。
例えば
minne(ミンネ)の利用者は20代~30代の女性が多く、2018年には子どもを持つ30代~40代の女性に人気のあった「tetote(テトテ)」がminne(ミンネ)に統合されました。サイトの雰囲気は、幅広い年代に受けそうなイメージをかもし出しています。
creema(クリーマ)はminne(ミンネ)より少し落ち着いた雰囲気で、20代~40代の洗練されたオシャレを好む独身女性が多そうです。
ココナラハンドメイドは、20代~30代の若い女性が好みそうなチープな可愛らしい雰囲気と「なんでもアリ!」な感じが同居しています。
iichi(イイチ)は女性だけではなく、男性の利用も多いサイトです。年代は30代以上が多く、玄人好みといえます。
3.各種販売サイト
各販売サイトの簡単な紹介です。手数料などにも違いがありますので、自分に合ったものを見つけてくださいね。
ハンドメイドに特化した販売サイト
minne
登録料・月額利用料は無料
販売手数料は10%
現在、最も利用者が多く、メディアへの露出も多いので、結構知っている人が多い。運営元がGMOというインターネットでは有名な大手企業なので、信頼度も高く、集客力もある。
売れる売れないはさておき、初めてハンドメイド販売するなら登録しておくのはアリ。また、「minne学習帖」などはハンドメイド販売に役立つ読み物のコンテンツも豊富。
creema
登録料・出店料・出品料・月額料は無料
販売手数料は8%~12%
minneと肩を並べる規模のサイトで、利用者は多い。特徴は販売手数料が変動制なこと。基本の販売手数料は12%ですが、3ヶ月毎の確定売上金額に応じて、最高8%にまで下がります。売上が高くなるほど手数料が安くなり、自分に入るお金が増えるのでやる気が出ますね。
また、creemaでは販売手数料は高くなりますが、台湾や香港など海外向けサイトのサービスも行っているので、海外の方にも自分のアイテムを販売することができます。
ココナラハンドメイド
登録料・月額料は無料
販売手数料 現在キャンペーン中で無料(本来は10%)
元々は「みんなの得意を売り買い」というキャッチの知識・スキル・経験を売り買いできるフリーマーケットサイト「ココナラ」が母体。その分野では日本最大級であり、信用度もある。そこが、ハンドメイドに特化したサイトとして新しく2017年に立ち上げた販売サイトです。
現時点での良いところは、新しいサイトだけに人気の作り手さんがまだ少ないので、良いアイテムを作れば売れる可能性は高いこと。
iichi(イイチ)
登録料・出品料・月額利用料は無料
成約手数料(販売手数料)20%
「手仕事」ということを売りにしていて、求められているアイテムの質が高いです。作り手もプロが多く、販売されているアイテムの価格も高めです。成約手数料も高く、初めてハンドメイド販売をするという方向きではありません。
反対に、自分のアイテムに自信があれば、高くても売れるので狙い目ではあります。
総合フリマサイト
メルカリ
登録料。月会費・出品費用は無料
販売手数料 10%
スマホがあれば誰でも簡単に売り買いが楽しめる日本最大のフリマアプリ。ありとあらゆるものが出品されています。ハンドメイドに特化していない分、特化しているサイトに比べると競争率は低めで新人でも売れる可能性は高い。
その他(実店舗もアリ!?)
地域のフリーマーケット
出店料 200円~3000円
情報サイトや地域の広報紙などに開催情報が載っています。出店料は企画団体により大きく違います。
利点は実際に対面でお客様と売り買いができ、その場でアイテムの感想やニーズの情報収集ができる点。自分がネット販売を始めていれば、宣伝もできます。
近所の旅館・カフェ
手数料 交渉次第
「えっ!」と思うかもしれませんが、案外交渉次第で置いてもらえます。旅館やカフェもお客様が喜んでもらえるとうれしいのです。
交渉の際は、管理などもお願いすることになるので販売手数料や管理手数料など、売れた場合をしっかり想定してお互い合意のもと決めておくことが必要です。
売れるアイテムの見せ方
1.画像が大事!アイテム撮影の着眼点はココ!!
第一印象って大事ですよね。あなたのアイテムの第一印象を決めるのは画像です。
以下のことに注意して撮影しましょう。
明るさ
ナチュラルさを大切にするなら、自然光での撮影がベストです。白地の背景で撮影してみて、白地部分が灰色に写るのは光が足りていない証拠。
このあたりの感覚はなんども撮影してみて掴むほかないでしょう。
統一感
見た目のバランスも重要です。一枚一枚の画像は素敵でもパッと見たときに統一感がないとチグハグな印象になります。
雰囲気
見込み客の雰囲気に合わせるのも必要です。見込み客はスタイリッシュな女性をイメージしているのに、画像の雰囲気はなぜか可愛らしいなどということにならないよう、イメージ通りの画像を撮れるようになりましょう。
使用感
ネット販売と店舗販売との違いは、実際に手に取れないことです。ですから、実際にそのアイテムを使っている雰囲気の画像を撮影しましょう。
例えば、家族や知り合いにマネキンになってもらい使ってる姿を撮影するのも良いですね。
タブー
ピンボケ画像は論外。斜めにずれた写真や背景を盛りすぎでどれが売りたいアイテムなのか分からないのもダメ。
また、過度の演出は逆効果。実際のイメージとの違い過ぎはトラブルになりかねません。
2.名前が肝心!!
名前もコツを押さえることによって、売れ方が違ってきます。以下、アイテム名を考えるポイントです。
10文字程度がベスト
人間が一瞬で読んで判断できる文字数は9~13文字。よく言われるれている例としてはYahoo!ニュースの見出しがその文字数を意識して作られているとか。
またアイテム名を表示する欄によっては、あまり長い名前だと全てが表示されないこともあり、見込み客の目に止まらないということも考えられます。
アイテムの特徴、色、などを盛り込む
買い手は欲しいアイテムを検索して探すことが多く、いくつかのキーワードで検索した場合、それに合致したものは上のほうに表示されるので見込み客が目を留める可能性が高まります。
例えば、「ガラスの猫ピアス(ブルー)」という名前であれば、「猫 ピアス」や「ピアス ブルー」などで検索した場合、上のほうに表示される可能性が高まるということです。
見込み客の心理をくすぐるワードを工夫する
なんとなく気になるな、と思わせることで目を引くというやり方もあります。見込み客が好みそうな言葉や語感を入れてみましょう。
男性は濁点があると力強さを感じて気になるようで、女性は軽やかな語感を好むとか。
また、女性はフルーツやスイーツが好きですから、そういった名前をアイテム名盛り込むのも良いかもしれません。
あなたの作ったアイテムのブランド名はありますか
アイテムのブランド名やお店の名前、いわゆる商標はとても大切です。良い物だと思うのに売れないなー、と思うなら、あなたの作ったアイテムのテイストと商標のイメージが合っていないのかもしれません。一度しっかり見直してみましょう。
これからつけるのならば、ネーミング辞典なども参考にして慎重に考えましょう。
3.心に響かす!アイテム紹介は冷静に考え、熱く語る
自分のつくったアイテムをアップしてすぐの時は、アップできた喜びで興奮しているので、少し冷静になってからもう一度見返してみましょう。
そして、アイテムの良さをPRするにはどうしたら良いか考えてみましょう。少し内容を変えて更新すると、サイトによっては新着情報として掲載され、見込み客の目に入りやすくなる場合もあります
また、「どんな想いでそのアイテムをつくったのか?」「どういう方の手に届けばうれしいのか」など、自分の気持ちを伝えることも良いですね。
あとは基本的なことですが、サイズや色目なども詳しく書いておきます。
作ったアイテムに気づいてもらう具体的な方法
良い名前をつけて、熱いアイテム紹介をつけても、ただ単にアイテムをアップするだけでは中々見込み客の目には止まりません。以下の方法も是非試してみてください。
「ハッシュタグ」をつける
販売サイトで「ハッシュタグ」が設定できるなら必ずつけておきましょう。「ハッシュタグ」とは、#(半角シャープ)がついた言葉のことです。同じ「ハッシュタグ」がついたアイテムをまとめて見ることができます。
付け方はアイテムを登録する時に、入力する欄がありますのでそこに言葉を入力します。マイナーなものや特殊な言葉より、みんなが使っているオーソドックスな言葉をつけるほうが目に留まりやすくなります。
ただし、第三者の知的財産権を侵害するおそれのあるブランド名やキャラクター名などはハッシュタグに設定しないようにしましょう。
※「creema」のキーワードタグも同様の効果があります。
特集は狙い目
サイトによってはテーマやモチーフ、またはトレンドなどでアイテムをピックアップしています。自分のアイテムがそれに合致していれば、アイテム紹介にその言葉をいれたり、ハッシュタグを追加してみたりしましょう。
例えば、ミンネの特集に「ナチュラルで上質なグレー」というのがあったら…
⇒自分の作品のグレー系の作品説明に「グレー」という言葉を入れる。
また、ハッシュタグを設定できるなら「#グレー」を追加する
ピックアップされている言葉は今注目されている言葉です。その言葉を取り入れることによって、多くの方の目に留まる機会が増える可能性が高まります。地道な作業ですが、是非取り入れてみてください。
新作をアップするタイミングを工夫する
アイテム検索画面では、並べ替えの機能があります。何もしなければ、注目順になっていることが多いですが、新着順に並べ替えることもできます。注目順の順番はあまり変動がありませんが、新着順はその名の通り、新しくアップされたアイテムの順番ですから頻繁に変動します。
よくそのサイト利用する常連さんは、注目順で見た後、新しいアイテム出ているかな?と新着順もチェックする人は多いはず。(実は私もそうです。)ですから、見込み客が見てくれる時間帯の少し前にアップするようにしてみるのも良いでしょう。
例えば
(家事など一仕事終えて一息ついてサイト閲覧?)
(帰宅中の電車の中でサイト閲覧?)
など。
年代問わず、良くインターネットに接続する時間帯は、
平日ならお昼休みの時間帯12時~13時、そして夕食後の21時~23時
土日などの休日は10時~23時です。
そこを念頭に置きつつ自分の作品を買ってくれそうなお客様の生活スタイルを想像してみると良いですね。
売れるための努力もコツのうち
見込み客の目に止まる努力も大切ですが、実際に購入してくださるお客様への心配りも必要です。以下の点を注意してください。また、少し上級者向けのご提案も…
1.まずは誠実さ
お客様とのやりとりは心を込めて行います。レビューへの返事、お問合わせへの応対は心を込めて丁重に行いましょう。
ただし、あまり堅苦しいのもなんだか冷たい印象になってしまいます。お問い合わせの内容によってはフランクな受け答えも良いですが、度は越さないように。尊敬語や謙譲語をしっかり使って、語尾を「ですね」など少し崩すと親近感が増します。定型文ではなくあなたのファンを増やせるようにあなたらしさも工夫しましょう。
自分至上最高のアイテムのみ販売する
ちょっとぐらい出来が悪くても、「ま、いっか」という気持ちは絶対いけません。
買ってくださるそのお客様とのやりとりは一度だけかもしれませんが、毎回の取引の積み重ねがあなたの作品のみならずあなた自身の評価につながります。
2.作ったアイテムの値段を見極める
あなたが丹精込めて作ったアイテムのお値段、適当に決めていませんか?安ければ売れるというものではありません。世の中には市場価格というものがあり、そこからあまり安くても高くてもお客様は買ってくれません。
アイテムの値段決めは、他の作家さんのものも参考にしっかり研究してから決めることおすすめします。
3.リピーターを増やす努力
手元に届いた時にうれしいことを考えると良いでしょう。
包装紙やリボンを工夫する
エコ意識の高い人も増えているので、簡易包装なども含めお客様の好みに合わせて、いくつか選べるようにするのも良い。そのまま大切な方へのプレゼントなどにも使えるなんて素敵ではありませんか。
ちょっとした付録をつける
購入してくれたアイテムと一緒に使えるちょっとした小物や、日常使えるようなものが付いているとなんだかとても嬉しいでしょ。
4.セミオーダーにチャレンジ
完全フルオーダーは結構大変です。そこで、一部分だけ好きな色に変えられるとか、こことここは素材や色を変えられますなどのセミオーダー作品も考えてみるといいです。
人間は選ぶということが好きですから、全くの一からではなく、目標が見えた上で選ぶことによって、自分好みのものができるというのは充分な魅力になります。
4.複数サイトに登録(上級者向け)
売れるアイテムの系統は販売サイトによって違います。ですから、1つのサイトで売れなかったアイテムも、別のサイトでは結構売れるということもあります。
ですから、今売れてないからそのアイテムはダメだなんて思わなくて大丈夫です。いくつかの販売サイトに登録してみましょう。
そうすることによって、より多くの方に見てもらえるきっかけが増えます。
5.自分のアイテムを紹介する公式ホームページを持つ(上級者向け)
公式ホームページを持つ利点は以下のようなものがあります。詳しい知識がなくても比較的簡単に作れるサービスもありますので、チャレンジしてみるのも良いですね。
信頼度があがる
ハンドメイド販売サイトに登録して販売しているだけだと、お祭りの露店や移動販売のイメージですが、公式ホームページを持っていると、それだけで何やらしっかりした店舗を構えているという印象になります。
ブランド力を高めることできる
自分の想いやアイテムへのこだわりなどを色々な面から伝えることができるので、他との差別化ができます。
安心感につながる
訪問した方に自分のことを詳しく知ってもらえます。人は未知のものは避ける傾向があるので、見てもらって親近感が生まれれば安心してアイテムを買ってもらえます。
お店やアイテムの紹介がしやすい
他に似たような名前の屋号がなければ、検索で一番に出てくるので、「○○で検索してね」などで紹介できます。
また、複数の販売サイトで販売していても情報を一本化でき便利です。
売れるアイテムとは
ここまでは、売れるためのコツとして実際に行うべきことをお伝えしてきましたが、最後に少し違う視点から売れるアイテムというのを考察します。
まず、”欲しい”と思うアイテムは売れます!(当たり前ですが)ですので、自分が作ったそのアイテムを、自分が“お金を払ってでも買いたい(欲しい!)”と思うか?ということを考えてみましょう。
また、それを“持っていて嬉しくなるか?”ということも考えてみます。
具体的には、“恋人と会うときやおめかししたいときに使いたい”と思うか?ということです。
ついつい、作るのが楽しくて自己満足のアイテムになってはいないでしょうか?手に取った方々に“喜んでもらえるか?”“満足してもらえるか?”常にそういう感覚が大切です。
あとは、シーズンや季節イベントに合わせたアイテムは売れます。季節イベントはクリスマスだけではありませんよ。国内、海外などの年中行事などを自分のアイテムに取り入れてみる。また二十四節気や節句などの歳時記を勉強して季節感を出してみるのも良いですね。
まとめ
いかがでしたか?
何かを売るというのは、中々大変だと思われたのではないでしょうか。ここで大切なことは、目標を持つことです。趣味の延長線上での自分の楽しみでやりたいのか?しっかりとビジネスとして取り組みたいのか?そこはしっかりと考える必要があります。
そして、色々と書いてきましたが売れるようになるには、やはり、あきらめないことです。経営の神様といわれる、松下幸之助(現パナソニックの創立者)の言葉に「成功するまでやり続ければ、必ず成功する!」というのがあります。
ですから、自分が良いと思うアイテムを作って、地道に続けていきましょう。あきらめなければ、きっと、売れるようになります。
あなたのご健闘をお祈りいたします。
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